鎖国政策の未来

自らを世界から隔離して、時代の流れに逆らっても、こうした文明がたどった運命から身を守ることはできないのだ。


一九六二年には、ビルマはアジアで一番裕福な国だった。

 

軍部は、もう外の世界は必要ないと考え、鎖国を行った。今日のミャンマーはほとんどすべての意味で不幸な状態にある。


一九五七年、ガーナは大英帝国の中で最も豊かな国だった。英国よりも豊かだったのである。独立を勝ちとった直後、偉大な解放者クワミ·エンクルマは、


「もう大英帝国なんていらない」

 

と主張し、鎖国政策をとった。


エチオピアでは200年前に同じことが起きている。

 

 

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